第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「もしもし勇吾?
今藤ヶ谷さんに電話してゆりちゃんゆかりの場所教えてもらった。
今勇吾はどの辺?」
『駅で言うなら七華駅の方まで来た。』
「そこなら星の丘公園が近いな……勇吾、星の丘公園に行ける?」
『あぁ、問題ない。
……確か、ガキンチョが見つかった場所だよな……』
「うん……行く可能性はあるかもしれない。
けど交通手段がバイク以外だとバスになると思うんだ。」
『憲吾はバイク使ってねぇからな……
バスってなったらまずまず時間掛かるが……
行ってみる価値はあるかもな……他に手かがりは?』
「あとは十番街の十番通り、ここなら電車ですぐだよ。
俺はそこを中心に探してみるから勇吾は星の丘公園をお願い。」
『わかった。バスの時間も調べながら行ってみるわ。』
「うん、お願いね。」
圭吾と勇吾はお互い運転しながら会話を終え圭吾は十番街を目指した。
「っ憲吾……一体どこに行ったんだ……」
(憲吾までもし、手遅れな事態になったら……)
一方で十番通りにいる憲吾。
再び歩み出そうとした時憲吾の目の前に居たのは……
「っ……ゆりッ!!」
「……?」
憲吾が『ゆり』と叫んだ先に居たのは
ゆりそっくりの少女だった。
偽者ではなく本物、確かに憲吾の本能が認識していた……。
だが目の前のゆりと思われる少女はトレードマークと言っても
過言ではないツーサイドアップのロングヘアではなく肩下程の長さだった。
他の人が見ればただの顔だけ似たそっくりさんに見えるだろう。
だが確かに目の前にいるのは憲吾の知るゆりだった。
少女は不思議そうに憲吾のことを見つめていた……。
「……あの、どこかで会った事あるんですか?」
「っゆり……ゆりなんだろ……?
やっぱり……生きてたんだな……」
憲吾はゆっくりと少女の元に歩き出した。
少女は少しびっくりした様子で憲吾を見た。
「っ……何のこと、でs「ゆり……!」_ギュッ…っ!?」
「っ会いたかった……!っやっと、会えた……ゆり……」
そして憲吾は少女を抱きしめた。
「っあの……貴方は一体……」
少女は目をパチクリさせながらその場に佇んでいた……。