第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「憲吾、大好き……」
_バァンッ!!
「「っ!」」
ゆりが顔をあげたのと同時に銃声が聞こえ、
その瞬間に映像は終了した……。
「「っ……」」
そして3人はしばらく呆然と立ち尽くした……。
「っ圭吾さんこれ……ゆりちゃんは……」
「っこの男……恐らく東郷響がゆりちゃんを撃ったんだ……
どんな理由であれ、こんな理由で……」
(でも、確かにゆりちゃんは憲吾を大切に思い続けていた……
これだけでも、憲吾の救いになってくれれば……)
圭吾はふと憲吾に顔を向けた。
憲吾は涙を流していたが……
_グッ…!「っ……東郷……」
「っ……!」
憲吾は拳を握り締め映像が途絶えた画面に目を向けたまま
響への憎悪の感情を露わにしていた……。
圭吾はまたいつ憲吾が暴走してしまうのではないかと不安に駆られたが
できるだけ平然を装った。
「っ憲吾……これは重要な手掛かりになると思う。
絶対……俺たちが東郷を捕まえてみせるから……」
「……は?」
「っ……?」
「無理だろ……」
「「っ!?」」
憲吾の『無理』と言う言葉、圭吾と吾郎は驚きを隠せず憲吾を見た。
そしてその表情は先程学校にいた時と同じ顔だった……。
「ゆりだって言ってたろ……
お前らに、解決する術はねぇって……どうせこれも、
東郷が巧妙に細工してんだろ……お前らは結局、
コイツの元には辿り着けねぇんだよ……」
(なら……)
「っ憲吾お前何言ってんだよ!!
捜査が進まなかった分一気に進むことだってあるだろ!?」
「っ憲吾……!
俺たちをもう一度信じて!!
今度は必ず「お前らを信じろと……?」っ憲吾!!!」
「……俺は、もうお前ら警察も、公安も信じない。
櫻井さんや仮面ティーチャーだって、同じだ……もう、何も信じない。」
「「っ……」」
「東郷……」
(俺は……
絶対にお前を許さない……)