第20章 ☆??ルート☆ Bad END
『なんで太輔はオムライスだけ下手っぴなんだろうね……
他の料理はフツーに作れて無難に美味いのに……』←
「褒めてんのか貶してんのかわかんねぇ言い方だな……」
『笑笑』
_プルルルルル…プルルルルル…
「『……?』」
2人が談笑していると太輔のスマホへ着信がかかってきた。
太輔はテーブルに置いてあるスマホを手に取り着信主を見た。
そこに表示されていた名前はゆりのマネージャー・涼介だった。
「山田くん?
こんな時間にどうしたんだ……」
『ゆり絡みで、何かあったんだよねきっと……
っもしかして、例の組織の事とかかな?』
「っ……かもな、もしそうなら……」
(いい知らせだといいんだが……)
太輔は通話ボタンを押し涼介の電話に出た。
涼介の第一声はとても慌ただしかった。
「もしもし山d『っ藤ヶ谷さん大変です!』っ!?っどうした!
ゆりに何かあったのかッ!?」
『っ!?』
(ゆりに、何かあったの……?)
百合は顔を青ざめながら
テーブルに登り会話が聞こえる位置に移動した。
『っそれが……ゆりちゃんが行方不明になってしまって……』
「っ……どう言うことだ!!」
『っ!?』
(嘘……っ何でそんなことに!)
『っ詳しい経緯は、長くなってしまうので今は簡潔に言います。
実は写真集の撮影が終わった後ゆりちゃんと揉めてしまって
ゆりちゃんが楽屋からそのまま外へ走り出してしまったんです。
俺はすぐ追いかけました。でも、外に出た瞬間に見失ったんです。
すぐに位置情報を調べましたが車で移動した痕跡があり
途中でGPSが切れました。今警察が捜索中ですが……
組織による連れ去りが高いと俺や警察の人たちも踏んでいます……』
「っ……ゆり……」
『っ太輔……』
思わず肘をつき俯く太輔、百合は太輔に寄り添った。
「っ……山田くん、原因は何なんだ……
ゆりと、何を揉めたんだ……」
『っ……それは、』
涼介はまずゆりが憲吾に別れようとしていることを伝え
憲吾が今日事務所に来たこと、そして仕事が終わり次第事務所に連れて
行く主旨を話した。そしてゆりにその話をした時に
楽屋を飛び出してしまったことを話した。