第20章 ☆??ルート☆ Bad END
圭吾を前に怒りを露わにする団司、
徹平と圭吾はただ団司を見ることしかできなかった……。
そして団司は再び口を開いた。
「っアンタらが、必死で組織を捜査してることは理解してるつもりだ……
けど……結局ゆりちゃんはそれに巻き込まれて死んだ。
っなんで……
なんでもっと早くゆりちゃんを助けなかったんだよ!!」_グイッ!
「っ!」
「っおい立花!!お前何して!!」
思わず圭吾の胸ぐらを掴む団司、
団司では考えられない行動に徹平は迷わず腕を掴んだ。
圭吾を見上げる団司の目には再び涙が溢れていた。
「っお前ら……どんな思いで捜査してたんだよ……
国にも関わる重要案件だからそっち優先して、
ゆりちゃんのこと後回しにしてたんじゃねぇのか……」
「っ!?っそんなこと……!
っ俺は、ゆりちゃんを見つけ出す事に全力を尽くしていました!
確かに、貴方が言う組織の捜査を行なっているのは事実です。
ですが、あくまでそれは公安警察であって俺はゆりちゃんの
捜索を中心n「っならなぜ彼女は死んだ!!」っ……!」
「公安とか、捜査一課とか……関係ねぇよ……どっちにしろ、
お前らの力不足でこんなことが起きたんじゃねぇかよ……」
「っ……」
「っ立花……お前いい加減……」
すっかり立場が逆転してしまった団司と徹平、
徹平は団司の気持ちが痛いほど分かっていたがこれ以上逆らうのは
危険だと感じ圭吾から手を離すよう促していた。
「っ……お前らにとって、
ゆりちゃんのことは二の次だったんだろ?
北京でも似たような事あったのにお前らの警備はどうなってたんだよ……
二度も攫われて、今度は殺人事件……
ゆりちゃんが何したって言うんだよ……!」
「っ立花さん……」
「ゆりちゃんが死んで、悲しむ人は沢山いる……俺や志村だって
こんなに辛いんだ……ならあの人は……
藤ヶ谷先生はどうなるんだよ……
あの人にとって!たったひとりの家族なんだ!!
14年前に一番大切だった人を失くして!!今度は娘まで失った!!
またあの人に、苦しい思いをさせねぇといけねぇのかよッ!!!」
「っ……」
「っ立花……」
徹平は涙を流しながら団司を見た。
また圭吾も少し目を潤ませながら見上げる団司を見ていた……。