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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第17章 ☆Story34☆ 代替試合


車の前に着き2人は車に乗り込んだ。


「っいきなり何で……」

「念の為だ。
年寄りとかなら見過ごせたが、気配は若い男に近い……」

「っ……」
(そんなことまでわかるだこの人は……)

「お前の周りにも公安が張りついててもおかしくねぇからな。
……場所を少し変える、もう少し付き合え。」

「っ……」
(せっかくパパ達の思い出の場所なのに……
でもいつか、憲吾とも来てみたいな……
一緒にバイクに乗ってツーリングで来るのとかいいかも……)


ゆりは名残惜しそうにしながらも星の丘公園を後にした。
そして車は丘を下った先にあった待避所に停まった。


「っここ……何もないですけど……」

「話をするくらい、どこでも同じだろ。
それにここならよほどのことがねぇ限り人目にもつかねぇからな。」


東郷はゆりの方に顔を向けるとゆりの肩に腕を回した。
ゆりは体をビクッとさせた。


_ビクッ「っ!」

「お前……
あのまま公園でのんびりした後すぐに帰れるかと思ってたのか?」

「っだって……長居はしないって……」

「……あめぇよ、オレがそれくらいで返すと思うか?
それに、こうして会うことも頻繁には出来ねぇからな……
せっかく2人きりになれたんだ、久々に楽しもうじゃねぇか……」

「っや…!」
(っこんなところで犯されるの……?)


ゆりはすぐに自分がこれから何をされるかを察し東郷から
離れようとしたが狭い車内ではすぐに捕らえられ引き寄せられた。
そして欲情を煽るように片手で太ももを撫でられた。


「っやだよ……こんなところで……」

「オレの言うこと、なんでも聞くんだろ?三船を守る為によ……」

「っ!」
(っ憲吾……私はまた、貴方を裏切らないといけないの……?)


無意識に涙を流すゆり、再び憲吾への罪悪感が生まれた。


「……諦めるんだな。
さっさとオレのもんになれば、
そんな辛い思いはしなくて済むのによ。」_アムッ…

「んっ…!///」


東郷はゆりの耳を甘噛みしそのまま唇まで移動させ
キスを落とした。そして唇を離すとゆりを見つめた。


「あれきり他の女も抱いてねぇからな……
楽しませてくれよ?ゆり……」

「っ……///」
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