第2章 ☆Story20☆ 新しい担任の先生登場!!
世間的には夏休み明けとなった9月上旬、
ゆりたちDolceのライブツアーは無事に終え
それぞれ中国・韓国でのツアーに控え準備を進めていた。
そして今日はゆり達の夏休み明け初の登校日だった。
「おはよう、獅依留。
獅依留の割には結構早い登校だね笑」
「笑うなよゆり!
俺だって新学期くらいは早く来るし!」
「はいはい笑
ちゃんと宿題はやってきたんでしょうね?」
「っあったりめぇじゃん!
やってなかったら夏休み最終日直前にゆりに電話するし!」
「それ堂々と言うことじゃないでしょ(苦笑)
そういえば、今日から新しい先生たちが来るんだよね?」
「みたい!どんな先生なんだろ……」
ゆりと獅依留を始め、
クラス内は新しい先生の話題で話しが膨らんでいた。
そして予鈴のチャイムが鳴り、担任の先生が教室に入ってくるが……
_ガラ!「みんな!おっはよう!
新学期初日、遅刻してる奴はいねーか!?」
_ビクッ!「「っ!?Σ(・□・;)」」
突然見覚えのない若い先生が教室に乱入?し
生徒たちは全員ビクリとさせた。
「っぁ……そういやうちの担任高等部に転任だったから
新しい担任俺らのとこに来るんだったな……
……てか、あれが俺らの新しい担任の先生なの……?汗」←
「みたいだね……ふぁっ!?」
_ビクッ「っおいゆり!急になんだよ……汗」
「っだって……汗」
(うっわぁ……これで何人目よ……)
入ってきた若い先生はチョークで黒板に自身の名前をでかく書いていく……
「あーらーき……って!
名字でかすぎて名前が入らね!!」
だが名字をでかく書きすぎたようで名前を右下の方に小さく書いた。
「「……汗」」
((なんか……すごい先生が来たな……))
「……汗」
みなさん、一体これで何人目でしょうか……
「俺の名前は荒木剛太26歳!新しいお前たちの担任の先生だ!
趣味はバッタ採集で好きなバッタはトノサマバッタ!
ヨロシクっ!☆」
パパのそっくりさんに会うのは……。