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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第16章 ☆Story33☆ 喜びの再会


観光も無事に終えホテルに戻ってきたゆりたち、
部屋に戻るとゆりはスマホを手に取り
憲吾に連絡をとってみることにした。


「憲吾……出るかn『もしもし?』‥あ、憲吾!今大丈夫?」

『あぁ、俺も今帰ってきたところだから。』

「そうだったんだ!部活お疲れ様っ
練習のほうは捗ってる?」

『まずまずってところだな。
試合も、あと一週間ちょっとだからな。』

「もうそんな時期かー……私も日本に帰ったら
冬のツアーの準備始まるんだよね(苦笑)」

『お前もかなりハードそうだな……
あの事件からまだ日も経ってないしあまり無茶はすんなよ?』

「ありがと憲吾!」

『それにしても、なんで急に電話なんてしてきたんだ?』

「えぇ?彼女が彼氏に電話しちゃ駄目な理由ってあるー?」

『っいや……それは、ねぇけど……疲れてる中わざわざ気を
使わなくてもいいって言うかなんて言うか……』

「……私は、できるだけ憲吾を側に感じていたいだけだよ。
普通のカレカノみたいに、しょっちゅう会えるわけでもないしさ……」

『ゆり……』

「それに、私憲吾の声聞くだけで元気出るの!
疲れだってあっという間に飛んでっちゃう……それくらい憲吾は
私にとってかけがえのない存在なの……憲吾は、どうなの?
やっぱり部活で疲れてる中電話かけられるのいや……?」


ふと憲吾が迷惑しているのではないかと不安になったゆり。


『いや、そんなことない……俺だって、
お前の声を聞けただけでも嬉しいしまた頑張ろうって思える。
試合も、絶対勝たなきゃって思える……俺だって、
それくらいお前のこと……好きだ。』

「っ……!///っ憲吾のふとした時に言う『好き』って
心臓に悪いよー……ずるいっ!」←

『……お前が言うか。』←

「ふふふ♪……あ、そうだ!あのね?
今日観光に行ったんだけど憲吾にもお土産買ったの!」

『お土産?
わざわざ買わなくてもよかったのに……でもありがとな。
何買ったんだ?』

「それはまだ秘密!日本に帰ってからのお楽しみ♪
直接渡せたら渡したいけど、それはちょっと厳しいかもしれないから
郵便とか宅配で送るかも!」

『わかった、楽しみにしてる。』

「うん!」


こうして2人は電話越しでの会話を楽しみ
ゆりは日本に帰るのを楽しみにするのだった。
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