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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第16章 ☆Story33☆ 喜びの再会


アンドロイドの6人が一時的に回収され、残ったゆりたち。
会場に着いてからすぐステージに立ったゆり達は
ちゃんとマネージャーやスタッフと話せなかったのでしばらく
再会の時間を過ごした。


「今日はどうなるかって思ったけど、
本当にゆりちゃん達が戻ってきてくれて良かったよ(微笑)
でも、本当に体とかは大丈夫?軽く櫻井さんからも聞いたけど
乱暴にされたんでしょ?それに……っその体についた跡も……」

「その時は、怖い思いをしました。でも今はそんな思いより、
楽しい気持ちや嬉しい気持ちでいっぱいなんです(微笑)」

「そっか……なら、パパ達も安心するね(微笑)
……あ!そうそう、実はゆりちゃんに報告しないと
いけないことがあるんだ……」

「え……?」

「ユウの、ことなんだけどさ……」

「っユウがどうかしたんですか!?」
(私がいない間に何が……)

「実はね?ゆりちゃんが連れ攫われた時ユウが何者かによって
バラバラにされちゃったんだ……」

「っそんな!!
っユウは!ユウはどうなったんですか!?」
(まさかそのまま捨てたんじゃ……)

「っゆりちゃん落ち着いて!
大丈夫……なんとか修復はしたよ?
ただ、俺の技術じゃ元通りにはできなかった……」

「っでもユウは無事なんですよね!?」

「うん、今はパパ達と一緒にいるよ?
一緒に観光してるから安心して笑」

「っ良かった……(微笑)」
(っ良かった、ユウが無事で……後で何かスイーツ買っていこうかな。)

「ふふ……」


喜ぶゆりを見てクスクスと笑う涼介、
ゆりは不思議そうに見た。


「涼介さん?」

「いや、やっぱりユウを大事にしているゆりちゃんいいなって。」

「え……?」

「俺たちがまだアンドロイドの子達を知らなかった時、
あのゆりちゃんに渡そうと思ったんだ。
でもいらないから捨ててって言われちゃってね(苦笑)」

「っ……そんなことが……」

「だから、今のゆりちゃんを見てホッとしてるんだ。
本物のゆりちゃんだーって笑」

「っ何ですかそれ笑
でも、それくらいユウは私にとって大切な友達なんです(微笑)」

「そうだね(微笑)」


こうして談笑を楽しんだゆり達はホテルに向かった。
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