第14章 ☆Story32☆ 逃げられない
「っ憲吾……憲吾……!///
ンンッ…!ぁあ……!///」
「ッお前わざとやってんのかよ……ほんといい度胸してんな……」
「っちが…そんなんじゃ‥あんッ!///」
「ッどこが違うんだよ……今お前を抱いてんのはオレなんだよ……
なのにそんな声でそいつの名前呼びやがって……」
「っあ!///許して…!///」
(ッきっと私は……無意識に憲吾を求めてるんだ……
憲吾にだったら、どんなふうにされても私は……)
東郷はゆりの腰をギュッと引き寄せゆりの奥まで
律動を緩めず貫いた。しばらく動作を繰り返していると
浴室に来てから二度目の絶頂を迎えた。だが東郷は絶頂を迎えたにも
関わらずゆりの体の向きを正面に向かわせ再び律動を開始した。
「アアッ!///
イったばかりなのに…ぁん!だめぇぇ…!///」
「容赦しねぇって言ったよな?
オレの前でそいつの名前言うことが、どれほどの罪だったか
その身体に教えてやるよ……」
「やぁああ…!///
憲吾ッたすk…っ!?///」
またもや言葉が滑ったゆりは慌てて口を閉じたが遅かった。
東郷はその場から立ち上がりゆりの足を持ち上げ激しく突いた。
「ぁん!///いや!許してぇ…!///」
「ッオレが満足するまで止めねぇからな……
精々、口走らないよう注意すんだな……!」_ズイッ!
「アアアッ…!///」
それから幾度なく行為は繰り返されゆりも何度も絶頂を超えた。
どんなに犯されても頭の中には常に憲吾がいた。
せめてその名前を出さないようゆりは必死に堪えた。
その甲斐もあってかようやく行為を止めた東郷はぐったりとした
ゆりにシャワーをかけてやり浴室を後にした。
足に力が入らないゆりは脱衣所で下されるなり
その場に膝をついた。
「っはぁ…はぁ…はぁ……///」
(足に力が入らない……腰も痛いし立ち上がることができない……)
「早く体拭かないと冷やすぞ。」_ふぁさっ
「っ……///」
東郷はバスタオルをゆりに投げるとそのまま体を拭いてやった。
ゆりは喋る気力もなくなり身を任せた。そして体を拭き終わると
病衣を着せてやりそのままゆりを持ち上げ部屋に戻った。