第10章 ☆Story28☆ 世界を目指して…
韓国3日目、この日から本格的にコンサートのリハーサルに入り
TVインタビューやTVロケの企画が入ってくるようになってくる。
ソウルのスタジアムではこの日から5日後の土日で公演が行われるようになっている。
ちなみに親族は北京公演の最終公演で招待するようになっている為
招待状、航空チケット、宿泊ホテルの手配などが事務所を通して発送された。
太輔達の元にもそれは届き……
太輔side
「百合、早速事務所から招待状届いたぞ。」
太輔は封筒の中身を軽く確認した後百合に封筒を渡した。
『ホント!?
どれどれ……おぉぉぉ!!!!』
「テンションたけぇな、まだ2週間以上も先だぞ(苦笑)」
『だってだって!
ライブ当日だけじゃなくて2日前から出発できるんだよ!?
観光も楽しみたいし海外旅行はグアム以来だよね〜♪』
ちなみに出発は金曜の夜となっており土曜日はフリー、
そして日曜日の18時から公演が始まるようスケジュールが組まれている。
「ライブは日曜の夜か……でも月曜は祝日で休みだし丁度いいな。」
『学校の先生は公務員だから土日祝日は確実に休みだからいいよね〜』
「まあ部活や学校行事がなければの話だけどな。
て言っても、部活に関しては教師じゃなくその専門の人がコーチ及び顧問を
務めることが多くなったからな。」
『陸もそうなんだっけ?』
「あぁ。テニス部のコーチ並びに顧問の仕事も受け持ってもらってるよ。」
『やりがい感じそうだなぁ……それにしても、陸がテニスに落ち着くなんて
子供の時からの幼馴染としては意外だよ!』
「意外?」
『うん!だって中学ではバスケ部で1年の頃からレギュラーだったしさ……
運動神経だけはいいのは知ってたけど、まさか高校でテニスの才能が
才華するとは思っても見なかったもん!』
「でかい大会で優勝したくらいだもんな……OBとしても、気合入ってるみたいだし
陸がいる間は結構強豪校になるかもな。」
『私も七華高校OBだしそうなってくれたら嬉しいなぁ♪』
「だな。
ともあれ出発までには余裕はあるけd『北京の観光地調べよ〜っと♪』
へいへい……そうなると思ったよ。
一応裕太くん達と予定合わせた方がいいかもしれないな。
ちょっとグループラインで連絡取るから、行きたいところ幾つか決めとけよ。」
『もっちろん♪』