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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第8章 ☆Story26☆ いざ韓国へ!


ホテルに着いた一行、ゆりは部屋で荷物の整理をしていた。
そして動けるようになったユウは観光ブックを眺めていた。

その時……



_ピコーン



「……?」
(LINEかな……)

『もしかして憲吾くん!?』


ゆりがスマホを手に取り画面を確認してみると……


「っ憲吾……!」


着信の相手は憲吾だった。
憲吾からのメッセージは……


【俺は大丈夫だ。
回復にはまだ少し時間がかかるが
2日後には退院できるらしい。

心配かけて悪かった。
ゆりは何も気にせず
仕事の事を優先に考えてくれ。

とにかくお前が無事に出発できたみたいで安心した。
俺も吾郎も日本から応援してる。
頑張れよ。】


「っ憲吾……よかった、無事に目を覚ましたんだ……(微笑)」

『よかったねゆりちゃん(微笑)』

「っうん……!」

憲吾が無事意識を取り戻したことに思わず目に涙を浮かべるゆり。
ユウも嬉しそうにゆりを見た。
ゆりは早速返信する。


【無事に目を覚ましてくれてよかった!
パパも憲吾のこと心配してたんだ】

【そうだったのか。
それは済まなかったな。
なら俺は大丈夫だと伝えてくれ。
それと、
ありがとうって伝えてもらえると嬉しい。】

【分かった!
パパに伝えるね!】
【本当に憲吾が無事でよかった
今はゆっくり体を休めてね。】

【ありがとう】

【じゃあまたゆっくりお話ししようね!】

【そうだな。
お前もゆっくり休めよ。】

【うん!
ありがとう!】


こうして2人はLINEのやりとりを終え、
ゆりは太輔に連絡を入れてみることにした。
今日は休日だったので太輔はすぐに出た。


『もしもしゆり?
部屋でゆっくりしてるんじゃないのか?』

「うん、荷物の整理終わってみんなまったりしてる!
あのね!憲吾が目を覚ましたの!命に別状はなくて2日後には退院できるみたいなの!」


ゆりは余程憲吾が意識を取り戻したことが嬉しかったようで
ちょっと興奮気味に話す。

『お前、凄く嬉しそうだな……(微笑)
そっか……三船くんも無事で、安心したよ。』


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