第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「にしても、義兄さんのLINEにめっちゃ届いたんでしょ?
今日のライブ行くっていう報告。」
「あぁ(苦笑)
それに、横尾先生や二階堂も来てくれるみたいなんだ。」
「……ねぇ、なんでこんな都合よく沢山知人が集まってんの?
俺不思議でしょうがないんだけど!?」←
「さぁな……汗
神様が、なんか仕組んだとかじゃねぇか?」←
「えぇ神様がー……?」
半信半疑な裕太、だが百合と太輔はそうなのかもと思っていた。
「どうせなら、
天国の妹がプレゼントしてくれたってことの方が嬉しいんだけどなぁ……
妹もきっと空の上で見てくれてるんだって思ったらそう思いたいよ。」
『っ!?』
「ははっ……かも、な……」_チラッ
チラッと百合を見る太輔。
突然裕太に言われた百合は……
『……。』
(私何もしてませんけど!?)
心の中で裕太にツッコむのであった。
太輔たちは関係者口から会場入りし各自席に着いた。
家族の他にももう多数の関係者が周りに集まっており太輔が知る顔もよくあった。
その中にはキスマイは既に来ておりタイスケは太輔が来ていることに気づいた。
「あ!お義父さんいる!」
「おい藤ヶ谷、お前相変わらずだな。
ゆりちゃんのお父さんをそう呼ぶの……また殴られるぞ。」←
「だって、未来のお義父さんだもん!」←
「何なんだよコイツ……汗」
「「……。」」
((呆れて何も言えんわ。))←
2人のやり取りを相変わらずだと遠い目で見る
他キスマイメンバーなのであった。
そんなやり取りをしているとキスマイの後ろに
A.N.JELLの4人がやって来て席に座った。
「廉、やっぱり『Miss You』のこと気になるか?」
「そりゃあな……ゆりに、本命の相手はちゃんといんだろ?
なら、ソイツに向けられてるはずなのにあの本ときたら
デタラメばかり書きやがって……」
「まあ何せ、あの本を書いたのが
オカッパーズだからね……」
「っでも柊さん、オカッパーズの人たちがそんな大きな記事は
もう書けないって言ってたじゃないですか……なんで突然……」
「それがよくわかんねーんだよ美男……アイツらといえば柊の熱愛記事を
書きやがった馬鹿共だ……そんな奴らがゆりの本を出すとは、
因縁以外の何も感じねぇよ……」