第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
太輔ら保護者、家族組は事務所集合で
シャトルバスで送迎が行われるが太輔や裕太たち
ゆりの親族は自宅前までの迎えが来流ようになっている。
百合もすっかり気合十分で迎えに来るのを待っていた。
『よーし……Tシャツも準備万端ね!』
「……お前、まさか自作で作り上げるとはな……汗」←
ちなみに百合はぬい服サイズのツアーTシャツを作り上げてしまった。
ついでにぬいぐるみサイズ向けにうちわも自作した。←
『ぬい服なんて私も作ったことあるしおちゃのこさいさいよ♪
まあ普通に周りが見たら太輔がわざわざ作ったんだってしか
見えないだろうけど笑』
「……まあけど、これがゆりのライブを直接見れる最後の機会だもんな。
いい思い出作っていけよ?」
『そりゃもちろん!
太輔も中にちゃっかりTシャツ着てるじゃん笑』
「っ別にツッコむほどのことじゃねぇだろ……Tシャツにうちわ、
お前目立つだろうな……苦笑」
『目立つのは最終的に太輔でしょ笑』
「……。」
(確かにそうだ……汗←
絶対北山先生には揶揄われそう……)
『笑笑』
「はぁ……そろそろ迎え来る頃だな、興奮し過ぎて動くんじゃねぇぞ?」
『わかってるもん!』
そして間もなくして迎えが来た。
太輔はペンライト等が入ったトートバッグと百合を持って外に出た。
既に他の人たちは乗っているようで太輔たちが最後のようだった。
「わざわざお迎えありがとうございます。」
「いえいえ!
ではお好きな席にお座りください。」
「はい。」
バスに乗り込む太輔、
バスを見渡すと丁度裕太の隣が空いていたためそこに座った。
「裕太くん、隣いいか?」
「全然大丈夫だよ!
……あれ?レンまでめっちゃおめかししてんじゃん笑」
「ぁ、まぁな……(苦笑)
せっかくゆりたちの門出にもなりそうなライブだし
記念にて思ってちょっと作ってみたんだよ……」
(さすがに俺はここまで器用じゃねぇけど……汗)
「うっわぁ……義兄さんめっちゃ器用じゃん!
てかここまで器用だったけ?」←
「ぅ……いや、俺も頑張ったってことだよ(苦笑)
さすがに当分は作らねぇかな……自宅待機中だから、
時間に余裕があったわけで……」
『……。』
(おお!見事な理由付け!)←