第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
突然の告白に驚きを隠せないファンたち、
それは他のキスマイやドルチェも同じだった。
「俺……知らず知らずに親子に恋してたみたいなんだよね(苦笑)
……でもそれくらい、2人は素敵な親子なんだよ。
俺は直接会ったことないけど、
ゆりちゃんの家族や昔ながらの知人の人たちとは何度か会ってる……。
その時に俺凄く感じたんだ!
ゆりちゃんの両親はとても素敵な人たちだって!
だから娘のゆりちゃんも、凄く素敵な女の子なんだよ?
みんなだって、そう思っていたでしょ?」
「「「っ……」」」
「みんな、あの本のことを本気にし過ぎだよ……
本当にゆりちゃんは、あんな事する子だと思う?
むしろ、ゆりちゃんがいろんな人に言い寄られていて
大変だったんじゃないかって思わない?
だってゆりちゃんって、それくらい素敵な女の子じゃん……
惚れちゃう男の子だって多いんだよ!
それに俺だって何度も煙たがれてんだよ?笑
俺だってぶっちゃけ、
ゆりちゃんとはにゃんにゃんしたいって思ってるし!」
「っ藤ヶ谷……汗」
(にゃんにゃんしたいは別に今言わんでいいだろ……)
「でもガヤらしいじゃん、安定のエロガヤって感じで。」
「いやタマな……そう言う問題じゃねぇんだよ……」
(藤ヶ谷ファンはまだ理解できるかもしれねぇけど
ドルチェファンからは意味わからねぇって思われてんだろ……
もしくはただのロリコンか……。)←
「でも生憎と俺はゆりちゃんとにゃんにゃん出来てません!
……これ、どう言う意味かわかる?
ゆりちゃんは、不本意に自分から手を出してこないってこと。
ぶっちゃけ、ゆりちゃんにそんな余裕あるわけないじゃん!
普通に仕事忙しくて今世界目指してんだからさ!
……それは、ドルチェのファンならみんな知ってるんじゃない?
あんなにソウルや北京でゆりちゃんたち一生懸命だったじゃん。
世界を本気で目指してて、今でもその努力を怠らないようにしてる……
ゆりちゃんが本当に中途半端な子だったら、
あんな偉業成せなかっただろうし
ここまで続けることも無理だったんじゃないかな……」
「「「っ……」」」