第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「……。」
「ゆりと2人でいるところを
わざわざ写真で撮る奴なんてお前くらいしかいない……お前、
俺とゆりを引き離すためにあんな写真撮って組織の連中に渡したんだろ?
俺がお前にとって邪魔な存在なら……」
樹を睨む剛太、だが樹は特に表情変えることなく剛太を見上げていた。
「……確かに、あの写真を撮ったのはオレだよ。」
「っやっぱりおm「けど、
こんなことに利用する為にオレは写真を渡してない。」は……?」
(何訳のわからないことをコイツ……)
「ボスにあの写真を渡してしまったのは、オレの完全なるミス。
本来なら、少なくともアンタのことは書かれるはずなかったんだから……」
「っじゃあ何の為に写真を撮ったんだ!!
これ以外に目的があるっていうのか!?」
「……オレはただ、興味本位で撮っただけだよ。
アンタらが、ゆりちゃんの両親に見えたからその好奇心で……」
「っは……?」
(俺とゆりがあの2人に見えた?
どういう意味だ……)
「だって、本当にあの藤ヶ谷太輔と玉森百合みたいだったんだもん。
2人で抱き合っちゃってさー……昔だって、同じような写真撮られてんだよ?」
「っ……それだけの理由で、写真を撮って東郷に渡したのか……
それで東郷は写真を利用しあんな本を……」
拳を握りしめる剛太、どんな理由であれ無意味に写真を撮った挙句
それを組織の頭である響に渡した事が許せなかった。
それによりゆりがどんな傷つくか容易に想像できるからだ……。
「その写真があるにないにしろボスは本を出してだろうね。
オレもさー、ゆりちゃんの監視役なわけよ、表上はね。
それであの人に報告もしないとで説明がしやすいように写真を見せた。
そしてあの人はその写真を渡すようオレに言ってきた……
こうなった以上、オレは写真を渡すしかないってわけ……ゆりちゃんにも、
迷惑をかけない為なんだよ?」
「っ……」
「……ま、アンタことについてはオレの最大のミスだって認めるよ。
オレがヘマしなけりゃ、このまま普通にここで先生続けられたんだからさ。」
「っ……お前は、本当に俺を陥れるつもりでやってないってことか?」
「……そうだね。オレには何のメリットもないし。」
「っ……」