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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


ゆりは涼介達の話を聞きながら今の状況を頭の中で整理していた。
そして冷静に考えているうちに少しずつだが響の狙いが見えてきたような気がした。


「っ涼介……御河童舎は俺たちに復讐する為だけに
こんなふざけた本を書いたっていうのか?
ゆりまで巻き込んで……!」

「いえ、御河童舎単独でこんな本を出せるとは思えません。
やはり例の組織が手引きしたものだと思います。
でなきゃ、こんなタイミングで本なんて出せない……」

「……。」
(そう……全ては響さんの手筈通りになっている……ママ達のことまで書いたのは、
私がふしだらな行為をしているという決定的な理由づけの為……
その為だけに、ママたちまで利用して……)

「……つまり、奴らはゆりを徹底的に陥れるつもりで
この本を出版したというわけか?」

「組織の狙いがゆりちゃんだというなら、妥当な考え方だと……」

「っなんて卑劣な奴らなんだ……
ゆりを手に入れるためだけにこんな事して、
妹まで侮辱するようなこと書いて……!」


裕太は今までにないほどの怒りで溢れた。


「っ伯父さん……」
(伯父さん、ごめんね……私のせいで……他のみんなに迷惑をかけて……)

「っゆりちゃん……自分が悪いみたいな顔してるよ?
全然、ゆりちゃんのせいじゃないんだから
ゆりちゃんがそんな顔しないでよ……」

「っ……」


涼介は少し泣きそうな表情でゆりを見ながら頭を撫でた。


「ゆりちゃん……きっとしばらくは炎上し続けるし
ファンや一般人からの誹謗中傷はあると思う……けどね?
俺たちは全員君の味方だよ?ゆりちゃんには、
沢山の見方がいるってことを忘れないで?」

「っ涼介さん……」

「そうだぞゆり……俺たちはお前達を守る義務がある。
事がさらに悪化するのであれば北京であったことを世間に話す。
ゆり達は一度組織による誘拐事件が起きていたことも晒す。
そうなれば、世間の風向きもいくらかは変わる……
たとえ櫻井さん側に止められてもだ……」

「っ社長……」

「ゆり……当然俺ら家族もゆりの味方だから。
俺たちが一番の味方なんだからな?
何かあったら、すぐ俺らを頼るんだぞ?」

「っ…伯父、さん……」
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