第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
出演者楽屋には既に裕太の姿もあり
ゆりが入ってくるなり早速やってきた。
「ゆり〜♪」
「げ……」←
ゆりは小さく『げ』と呟き表情を引き攣らせた。
「ゆり元気にしてたか〜?」
「うん、まずまずかな……ライブまであと1ヶ月もないし頑張ってるよ。」
「そっかそっか〜
ライブには俺も見に行くからな〜♪」_なでなでなで…
可愛い姪っ子の頭を撫でる裕太、こうして会える機会はなかなかないので
会うたびに裕太はゆりに対して溺愛っぷりを発揮するのだ。
「っ伯父さん……みんながいる前で恥ずかしいよ……苦笑」
「照れてんのか?
かわいいな〜もお〜♪」
「……やっぱりタマにしか見えないよ、タマ。」←
「なんか……俺があんな感じみたいでちょっと嫌なんだけど……汗」←
(玉森さんって改めて見るとあんな感じなんだ……)
そんな伯父と姪っ子の様子を見ていたユウタとケント、
ユウタはなぜか恥ずかしい気持ちになり顔を2人のほうから逸らすのだった。
そして他の共演者が入ってくる中最後にやってきたのは宙だった。
宙はみんな一斉に挨拶をした後真っ先にゆりのところに向かった。
ちなみにこの時もまだ裕太はゆりにベッタリである。
「ゆりちゃん!お疲れ様っ♪」
「ぁ、お疲れ様ですそr…_ぎゅう〜♡っちょ!?」
(またこの人は人前で!!
しかも伯父さんの目の前で勘弁してよ〜……涙)
そんな状況下でもいつもの如くゆりに抱きつく宙。
当然裕太はいきなり知らない男がゆりに抱きついてきた為
目を仰天させて声を荒げた。
「っ何なの急にコイツは!?
いきなりゆりに抱きついてッ!!!」
「あ、玉森裕太さんっすね?キスマイじゃないほうの!」
「しかも結構馴れ馴れしいし!?」
「そういえば、玉森さんもAnnie所属だったんっすよね!
オレ今Annieに所属しているストボイの専属モデルなんっす!
モデルとして先輩の玉森さんが初回のゲストでオレちょー嬉しいっすよ!」
ゆりに抱きつきながら天真爛漫な笑みを裕太に見せる宙、
だが裕太にはそんなこと知ったこっちゃなかった。
「いいからゆりから離れろッ!!
お前を後輩とは断じて認めんッ!!!怒」←