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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第8章 ☆Story26☆ いざ韓国へ!


_翌日


朝6時半、ゆりは目が覚め起き上がるなり背伸びをした。


「ん〜っ!
……はぁっ、いよいよ今日かぁ……」

『おはようゆりちゃん!』


隣で一緒に寝ていたユウも元気に起きあがっていた。


「おはよぉユウ……もう4時間後は飛行機の中だよ……」

『だねぇ……あ、憲吾くんから何か連絡って入ってる?』

「えぇ……」


ゆりは手元のスマホを手にとり画面を開いてみるが……


「……特になし、LINEも電話も入ってきてないよ……
憲吾……」


ゆりは悲しそうに画面を見た。


『大丈夫だよゆりちゃん……
もうしばらくしたら意識も戻るだろうし……今は待つしかないよ。』

「うん……わかってる、
あんなに体がボロボロだったんだもん……
回復するのも時間かかるよね……」


ゆりはスマホを置くと
ベッドから降り身支度を整えるため洗面台に向かった。


『ゆりちゃん……』


ユウも少し複雑な思いを抱きながら
ゆりが入っていった洗面所のほうをしばらく見ていた。






_15分後


「ふうっ!
さっぱりした……着替えも大丈夫だし後は荷物整理しなきゃね……」


洗顔と着替え、歯磨き等を終えたゆりは
朝食の時間になるまでの間荷物の整理を始めた。
ユウも一緒になりゆりを手伝った。
時刻が7時を回った時、涼介が部屋の前にやってきた。


_コンコン「ゆりちゃん、起きてるかい?
朝食の準備ができてるみたいだから
昨日と同じ3階のビュッフェに行くよ?」

「はーい起きてまーす!
今行きますねー」

「オッケーっ」

「さて、日本での食事はひとまず今回で見納めか……今日は和食にしよ、」

『僕も食べたいなぁ……』

「ユウは無理でしょ(苦笑)
ホテル内のコンビニで買ったおにぎりで我慢して、」

『はぁい……』


ユウは残念そうにしながら部屋でお留守番、
ゆりはスマホだけを持って部屋を出た。
部屋を出ると涼介をはじめ、メンバーが揃っていた。
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