第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「憲吾、どうした?」
「「……?」」
後ろを振り向いて思わず驚く憲吾、
そしてその様子に気づいた圭吾が首を傾げながら声をかけた。
その声に気づいた男性3人組は憲吾たちが座るテーブル席へ向けた。
その3人組の中で一番先に声を出したのは……
「っ三船くん!?
っ…なんでここに……」
「ぇっと……ゆりのお父さん……」
「「お父さんっ!?」」
隣の席に来たのはまさかのゆりの父である太輔、
他の2人も憲吾が見たことある人物で夏休みの海水浴以来だろうか。
そして憲吾の口にした『ゆりのお父さん』に双子は一緒に反応した。
「お!娘の彼氏候補と鉢合わせするなんてすごい偶然っすね笑
こないだは担任の先生かと思えば次は高校生か……」
「っ陸、あまりからかうな……えっと、三船くんは今日お兄さんと?」
「いや、実の兄じゃ……親戚でも何でもなくてこいつらが勝手に「こいつの兄貴だ。」←
っ勝手に話に割り込むな……!」
しれっと兄発言する勇吾にツッコむ憲吾、太輔はそんなやりとりを
目をパチクリさせながら見ていた。
「っすみません……コイツらは俺が小さい時から何かと構ってくれてた双子で……」
「そうだったのか……あ、えっと初めまして。
藤ヶ谷太輔と言います。
隣にいるのが僕の同僚である神城陸と九条和真です。」
「「どうもっす!/どうも、」」
太輔はとりあえず圭吾と勇吾に挨拶、
続けて陸たちも紹介し陸と和真は軽く挨拶をした。
そして圭吾も立ち上がり自己紹介を始めた。
「っ初めまして、僕は葛木圭吾と申します。
これでも警視庁の刑事で隣にいるのが僕の双子の兄である葛城勇吾です。」
「……ども、」
勇吾は椅子に座ったまま軽くお辞儀をした。
「っ勇吾!もう少し態度改めろよっ」
「うるせぇな……ま、弟の彼女の父親だもんな。
お前の言葉も一理あるか。」
「そう言うことじゃなくて一社会人としてしっかりしろって意味だよ!」
「「っ……まさかコイツがゆりの彼氏!?」」
今度は陸と和真が声をハモらせた。
ちなみに太輔はゆりと憲吾が付き合ってることを
親しい人物さえにも報告していなかったので陸と和真は驚きを隠せなかったのだ。