第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「っ……」_とんっ…
「っ吾郎……」
「お前の本音、打ち明けてくれてありがとよ……気持ち、
いくらか解放されたんじゃねぇか?」
「っ……あぁ、
お前が俺のそばに居て、本当によかったと思う……
初めてだわ、お前が一緒でよかったと思えんの。」
「っマジで!?初めて!?
中学の頃から親友なのに!?」
「……ふっ、冗談だ。
親友って呼べるようになってから、ずっと思ってたさ……」
憲吾は軽く笑いながら吾郎を見た。
「っシリアスな場面で冗談言うなよ……!
調子狂うだろ、お前みたいな仏頂面が急にそんなこと言うの……」
吾郎も少し照れくさいのか視線を憲吾から少しずらして口にした。
「お前に話して、いくらかラクになった……ありがとな、吾郎……」
「っ……別に、これくらいどうってことねぇやいっ
そんで……
_お前は自分の気持ちに正直になる気になったか?」
「……一度だけでいいから、ゆりに会いたい。
ステージで輝くゆりを、見てみたい……。」
「……よし!
決まりだな、ライブの申し込み!
……あ、申し込む時は2人分で申し込めよ!?
席離れっから!」
「……わかってる、それくらいの知識はある。」
「ホントか?←
申し込みのやり方ホントにわかってたのかよ。」
「……。」←
「おい!なぜそこで黙る!」
吾郎と話し気持ちがいくらかほぐれた憲吾、
憲吾は吾郎にスマホを持ってくるよう促されバッグの中からスマホを取り出した。
そしてFCサイトを開きチケットの申し込み画面に進んだ。
「大阪は遠征費少し掛かるし、愛知は行けないことねぇけど
ここはやっぱ東京に賭けるか!
東京は国立とドーム……どれかひとつでも当たればラッキーだぜ!」
「国立競技場……」
(国立でライブってあまり聞かない気がするけど……)
「国立が初日・最終合わせて公演日数多くても
倍率一番ヤベェだろうよ!
国立は選ばれた奴しか立つことが出来ないステージなんだ。
ドームやアリーナは事務所側で抑える事できるけど国立は違う。
国立に立てる実力があるかどうか見極められてから
この日本一って言われるステージに立つんだ。」
「ゆりたちは……選ばれたって事なんだな。」
(ゆりたちが世界一になる為にはまず日本一、大きな一歩になるわけか……)