第22章 ☆憲吾ルート☆ Happy END前編
「アンタだって、オレのこと知ってんでしょ?
仮面ティーチャー。」
「「っ!?」」
まさかの発言に驚きを隠せないゆりと剛太、
ジュリはそのまま言葉を続けた。
「やっぱ図星ー?
オレっちの情報網舐めないでよねぇ?」
「っお前……なぜ仮面ティーチャーの存在を……」
「そんなの、日本の機関を探ればすぐ出てくる情報だよ。
オレ"たち"に……とったらね?」
「ったちって……組織のことを言ってんのか!」
「組織は組織だね、そりゃ笑」
「っ……」
「っ先生……」
馬鹿にするような発言に眉を顰める剛太、
普段イラつきなどを見せない剛太もかなり顔に出ているとゆりも感じた。
「オレたちはアンタらより上の存在だ。
仮面ティーチャーや警察如きなんてことないよ。」
「っお前……!!」
「っジュリさん……貴方は一体何者なんですか……私には、
貴方が完全な組織の一員とは思えない……貴方、
本当は銀狼の一員じゃないんですか?」
「……。」
「っぎん、ろう……?」
剛太は初めて聞く名前に思わず首を傾げた。
「ゆりちゃんそれ……宙くんから聞いたんでしょ?
それでその情報を荒木先生に渡して公安とかその辺に情報渡すって感じっしょ?」
「っ……ジュリさんも、随分内情を知ってるみたいですね︎……それ、
響さんは知ってるんですか……」
「っ……」
「ううん、響さんには "まだ" チクってないよ?」
「っまだって……報告、するつもりですか?」
「それはオレの気分次第!
オレがどこにつくかで変わるね、」
「っ……お前、本当に何者だ。
ゆりが言うように、組織の仲間ではないのか?」
「仮にそうだとしても、味方とは限らないよ?
特に仮面ティーチャーさん、」
「っ……」
ジュリは剛太を指差しながら言った。
「俺たちの、敵にも味方にもなりうる……お前まさか、
_どこかのスパイか?
立場によっては日本の敵にも味方にもなるような……」
「……さっすが政府側の人間、察しがいいね……」
「っ……お前、俺たちをどうするつもりだ……
このまま銀狼のボスに売るのか?」
「っ……」
(ジュリさん……この人は私たちの敵?それとも味方?
どちらにしろ、
響さんにこのことがバレてしまうのは一番避けるべきこと……)