第7章 『許すと、思う?』
「!!!」
指を2本、引き抜いて。
ぬるぬると愛液の滑るその場所へと擦り付けた熱く滾る、それ。
に。
真下でビクンと揺れる、かわいい最愛の、お姫さま。
「…………教えた覚え、ないんだけどな」
「薔、さまや…………っ」
悔しいな。
どーして僕が何するか、知ったの?
教えた覚えないんだけど。
まぁ、いいや。
考えるのも。
我慢するのも。
そろそろ限界。
「っ」
ぐ、て。
華の足を開かせて。
腰を沈めた。
「い…………っ、ひぅ!?」
「痛い?」
顔を歪めて。
息を吐き出す華の頬へと伸ばした右手。
苦しそうに涙を浮かべながら。
その手に縋るように、重ねられた小さな手。
「いたく、ない………。しょ、さま」
ふわりと。
震えながらにこりと微笑む姿に。
さらに興奮する。
「!!………っ、ぅ、っぁあ」
「っ」
きっつ。
すごい、重力、これ。
持ってかれそう。
「………… 華」
「…………ご、めんなさ………っ、だい、じょぶ、だから薔、さま…」
嘘つき。
全然、大丈夫なんかじゃないくせに。
「華」
そ、と華の頬へと手を伸ばせば。
きゅ、て。
なかが、締まる。
「っ」
涙をいっぱい溜めて痛みに耐えてる姿がすごく可愛くて。
このまま理性なんて捨てて一気に奥まで、ガンガン突いてしまいたくなる。
なる、けど。
「…………ごめん、華」