第2章 2
「ふふ、そうねぇ
歳は12歳、確か5歳の時から組織に居るわ」
「!…なるほど7年も居るとは驚きです。
入ったキッカケは?」
「ジンが拾ってきたの」
「拾ってきた?」
「えぇ、ある日突然にね
どこでかは私も知らないわ」
「そうですか…」
「随分スティンガーが気になるのね?」
「えぇ、子供ということもありますが
何よりジンがいつも傍に置いているのでね」
「なら忠告しておいてあげるわ」
「何をです?」
「あの二人に近づき過ぎないことね
死にたいのなら別だけど…」
「…なるほど
ありがたく忠告を受け取りますよベルモット」
パーティーに遅れるといけないので話はそこで終了させた
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