第7章 熾烈を極めし、雄英体育祭
『第1関門をイチ抜けしたのはなんと雄英イチの美少女、四楓院さくら!攻略と妨害を位置取り!コイツはシヴィーすげえな!イチ抜けだ!あれだな、もうなんかズリぃなー!』
『合理的かつ戦略的行動だ…』
『さすがは雄英イチの美少女!そして、ヴィランと真っ向から戦った度胸は伊達じゃねえ!初めて戦ったロボインフェルノを全く寄せ付けない美しさと強さだーっ!!』
そう、これよ!私が求めたのは、この体…!!!
ごぉおお…
何か大きな物が崩れ落ちるような轟音が聞こえ、走りながら振り向くと、轟くんに氷漬けにされたロボインフェルノが崩れ落ちていた。
「みんな…大丈夫かな…」
今は、止まるわけに行かない。私はクラスメイトたちを心配しながらも足を止めず走り続けた。
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