第1章 第一章
「御屋形様、どこへ行っていたん……!」
秀吉が駆け寄ってきたがびっくりして立ち止まる
「今日の軍議は延期だ。それから誰も天主に近づけるな。当分の食事も天主に運ばせろ」
そう言ってスタスタ歩き続ける
「秀吉さん、助けて~!」
の声が小さく響く
天主に運ばれたは優しく褥に下ろされた
「貴様、さっき秀吉に助けを求めたな。俺の腕の中で他の男の名を呼ぶとは良い度胸だ。」
そう言いながらどんどん着物を脱がされていく
「あの~信長様、もう朝ですよ。」
「今日はお前の為に丸一日くれてやる。お前の心が開くまで、長い間待ってやった褒美と、他の男の名を呼んだ仕置きをせねばな」
っと言って自分の着物も脱ぎとった
その日は何度も信長の熱に溶かされた
結局、信長が部屋から出て来たのは2日後だった
しかも延期にしていた軍議だけ行うとまた天主にこもった
が降りてきたのは、それからさらに3日後だった
☆ The End ☆