第54章 司法の塔
「死にてェ!!?」
「そうよ!!!」
ルフィは真っ直ぐロビンを見てる。ロビンもルフィを真っ直ぐ見て、そう答える。何か言ってあげたいけど、何も言えない。
「ロビーーーーン!!!死ぬなんて、何言ってんだァ!!?お前!!!」
何とまぁ…締まらない顔してんのよルフィ…怒るかと思ったけど、鼻ほじってる。しかもルフィの後ろから屋上に穴開けてゾロ、ナミ、チョッパー、サンジ、そしてそげキングと次々とやってくる。
「あのなァ!!ロビンっ!!!おれ達もうここまで来ちまったから!!!とにかく助けるからよ!!!そんでもなァ、それでも…まだお前死にたかったら、そしたらその時しね!!頼むからよ!!ロビン…!!!死ぬとか何とか…何言っても構わねェからよ!!!そういう事はお前…おれ達のそばで言え!!!!」
「そうだぞロビンちゃん!!!」
「ロビン帰って来ーーい!!!」
裁判所の屋上で、みんなでズラっと並んでロビンを見る。凄い、本当に…ここまでよくみんなで来たもんだ。信じてたけど…ロビンをチラッ、と見ると少し泣きそうになってた。うん、ロビンはやっぱり麦わらの一味に戻るべきだよ
「あとはおれ達に任せろ!!!」