第48章 大将青キジ
「く!!!ウソップ!!!チョッパー!!!そのまま船に走れ!!!手当てしてロビンを助けろ!!!」
「「わ!!わかった!!」」
ルフィに言われ、そのままチョッパーと一緒に青キジから逃げる。ロビンを狙ってる青キジが、万が一追ってきた時の為に私も一緒に行こう。後ろを振り返ると、ナミがクリマ・タクトで青キジを足止めしといてくれていた。そのまま私は走っていったウソップとチョッパーを滑って追いかける。
「急げ、そーっとだぞ!!」
「冷てェ!!!」
「バカ、ロビンはもっと冷てェんだ。」
「待って2人共!!私の方が早い!!」
滑ってロビンを持ってる2人と同列に並ぶ。きっと走ってるより滑ってるほうが早いし、衝撃も少ないはずだ。
「なまえ!!」
「頼む!!悪ィな!!」
「なまえ!!船に着いたらシャワー室にロビンを運んでくれ!!シャワーは水でロビンの頭から流す感じで当ててくれ!!できれば浴槽にもはって……」
「了解、わかった!!」
ビュン、というような勢いで船に向かって急ぐ。ロビンは思ったとおり全身氷で冷たい。運んでる手と腰を自分の氷でバリアをはって、痛くないようにしながら運ぶ。いつもよりスピードは遅めで、慎重に運ぶ。船に着いたら浴槽へ向かうんだよね。水をはって、ロビンを壁に寄りかからせて立てる。上から水に設定したシャワーを被らせて様子を見る。氷が溶ける様子はない…そんなすぐには溶けないか。