第47章 コンバット
最後のコンバットってこんなに人気があるんだ。まぁ今回は船長同士だし、この感じを見ると毎回フォクシーが出てるんだろうか。フィールドメイクってなにすんの?そんなこの試合に力を入れてるの?
『用意されているのは大砲。そして中には一発の鉄球。出場選手が二人同時にこの大砲を回す!!!そして、自然に止まったその場所から…』
「ちょっと待て!!!不自然だろその止まり方!!!」
大砲をルフィとフォクシー2人でグルグルと回す。自然に止まったところ、と言ったが…確かにカクッ、と止まったのでどう見ても自然ではないことは言える。
『フィールドポイントが今、決定〜!!偶然にも我らがセクシーフォクシー号の甲板に。』
「どこが偶然だ!!アホか!!!」
「もうよせ、ムダだ…」
敵側優先になるようなこのフィールドポイントに、律儀に突っ込むウソップ。でも何を言っても無駄なことを知ってるゾロが諦めながらウソップを宥めた。
『さて、それでは三回戦「コンバット」のル〜〜ル説明するよ〜〜〜〜〜っ!!バトルフィールドは今、鉄球が落ちた場所から半径50m以内!!つまり、直径100mの“円”の中全てが戦場!!!武器・兵器・円内の全ての物は利用可能。円内には決闘者二人以外は立入禁止。敵を円から出せば勝ちっ!!!以上!!!なお、空中・海中では出た事にならないよ!!』
そうか、船の上にあるものならば何使ってもいいんだね。でも残念ながらルフィは大砲も銃も剣も上手く扱えないから意味ないな。空中戦は…フォクシーが飛ばなかったらなることにならないな。今回は2人共能力者だから、海に飛ばされることだけは気をつけないと。