第47章 コンバット

「出たよー！！最凶最悪の3連凶器攻撃！！！逃れる術なし！！！これはレッドカード級の反則だね〜っ！！！おっとしかし！こんな時に限って、審判は偶然にもブリッジの最中で後ろを向いているよーっ！！」

「何してんだお前ーっ！！！」

「待てルフィ！！」

いや偶然でブリッジなんかしてる？ねぇ、審判ブリッジなんかする？試合中に。ルフィが殴りかかろうと拳を握るが、ウソップが止に入る。いや、もういいよ、ルフィにめっちゃ殴ってほしい。

「なまえちゃん、来るぞ。」

「あ……」

サンジに肩を叩かれ、前を向く。狙いはサンジらしい、3人が一斉に襲いにかかってきた。それぞれの武器の音を軽快に鳴らしながら走ってくる。

「お前らの様な三流の食材じゃあ………ろくな料理はてきねェが…………！！！」

「ぷ…速…」

「“三級(トロワジエム)”！！！“挽き肉(アッシ)”！！！」

凄い速さでバク転して顔面に蹴りを御見舞する。ハンバーグのバランスが崩れたその時、立て直す隙も与えず顎を蹴り上げた。

「“木犀型斬(ブクティエール)シュート”！！！」

蹴り上げられた勢いでそのまま吹っ飛んだハンバーグがビッグパンのところへ飛んでいく。ビッグパンは大きな金のパンズを、まるでシンバルのように叩いていたおかげでそこにハンバーグが運良く挟まった。軽く言ってるが、普通に骨が折れるレベルだと思う。

「リーダー！！！おめェよくも！！！」

「チーム戦だ、忘れるな。」

「、ゾロ！！」

無残な姿になったハンバーグを見て、怒ったピクルスがサンジに向かってナイフを高速回転しながら来る。そして回転してるピクルスの足元にいきなり飛び込んだゾロに驚いてしまった。

「“無刀流”……………“龍”！！！」

「刻んでやるどォ！！！！」

「“巻き”！！！」

ええええええぇ…味方もびっくりなんだけど。剣持ってなくてどうして龍巻きができるの。まぁ多分足持って回転加えて飛ばしただけなんだろうけど…しかもその回転つきピクルスは、ビッグパンに飛んでいって胸を傷つけた。