第3章 石田治部少輔三成の病
さらに酒が進む
「そうだ、誰か私に文の書き方教えてくれない?」
政宗「俺が手取り足取り教えてやるぞ。今夜俺の部屋に来いよ。」
「下心しか感じないんですけど……。」
光秀「ほう、小娘が恋文でも書くのか?」
「恋文……まぁそんなもんかなぁ」
秀吉「も恋をする年頃になったか。兄は嬉しいぞ、ヒック。」
「秀吉さん、私けっこうな年ですよ。ってか飲みすぎです!」
家康「本当に恋文なの? 詫び状じゃなくて?」
「ひどいよ家康。ちゃんと恋文です。」
三成「……様、私でよければお手伝い致します。」
(三成のやつ、相手が誰か確認するつもりだな。こんな時まで笑顔とは、食えんヤツだ。)
みんな、の恋文の相手が気になったが、ここは三成の智謀に任せる事にした