• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第21章 標的16「武のトレーニングと騒動と休日の動物園」


ガラの悪い連中らは2人が私に1人がツナへと向かう。

ブンッ、「ぶっ倒れな!」

男はオレに攻撃を仕掛けた。

(あれ? 相手の動きがスローモーションの様に見える)

オレはそれをサッとかわし、相手の首元にトンッと手刀を落とした。

「かはっ」

ドサッと男は倒れる。

「「ッ!?」」

2人は仲間が倒れて驚愕して居た。

「余所見している場合?」

フッと私は2人の真上に跳ぶとヒュンッ、ドカ、ドカッと回し蹴りでノックダウン。

目を覚ました了平は2人の強さに唖然としていたが言った。

「お前達……いつ間にそんなに強くなって居ったのだ?」

了平の問に私は言う。

「企業秘密です♪」

私はそう言って師範達が居る部屋に向かって、終わった事を伝える。


後日、道場破りに来た3人は雲雀にフルボッコにされたと雷舞ちゃんから聞いた私は仏に念仏をしたのは間違いではないだろう。


次ぎの日の学校で私はツナと一緒に借りっぱなしだった本を一緒に返しに図書室へ行く。

「斗真が一緒に来てくれて良かったよ。オレ何でこんな本借りたのか覚えてないし」

ツナの言葉に私は言った。

「あぁ…それ確か歴史のテストで出る問題がその本に幾つかあるからちゃんと見る様にってノートにメモってた記憶があるな」

「半年前の事なのに覚えてるの!?」

驚くツナに私は微笑む。

「ハハハ…一応記憶力は良い方だからね♪

早く本を返しに行こう」

本を返却した私達は入り口近くに座って居る花に気付く。

「黒川さん、こんな所に居るなんて珍しいね」
声をかけると気付いた花は言う。

「! あら、空季に沢田じゃん、ちす」
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp