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COMPLEX【 R 18 】

第4章 私の知らない人


痛い痛いと騒ぐ鉄朗の声を無視した私は慌てて洗面所から自分の部屋に逃げ込んだ。



「はぁー」


あのまま お父さんが入って来なかったら
そんなことを想像してまった。


「望んでるわけないから!きもいから!!!」


鼻息荒く、今日の予定を確認するために携帯を開いた。


「図書館いこっかな」


あそこだったら余計なこと考えずに済むし!
それに勉強だってはかどる。

中学三年生!受験勉強しなきゃダメでしょう。


「勉強!勉学!!!………」



頭では勉強しなきゃ!忘れなきゃ!と思っているのに、だんだんと頭にモヤがかかる感覚がした。

窓の外では鉄朗とお父さんが 互いに仕事と部活があるに向かっていく姿が見える。
カーテンの隙間からその姿をを見ていると、不意に鉄朗が私の部屋の方を見てニヤリと笑った気がした。



「!!?」

慌ててレースのカーテンを閉め窓のに背中を向ける。


ドキドキ


身体が熱くなってくる。


「…………ッ」


さっき鉄朗に触れられた部分が熱い気がする。
耳、頰、唇、首から腰にかけて

ジンジンと熱が上がってくる。



自然と上がる吐息に私の右手が自分の下着越しにワレメをなぞった。




「ふっ……んん…」



最初は緩く緩く、そして段々と下着が食い込むぐらいの力で擦っていく。



「あっ…ぁあ…やっ……」



今、私…サイテーなことしてる気がする。


「とまんな……ぁ……ぁん」


指は止まることなく自分の秘部を擦っている。
こんなことやめなきゃ止めなきゃ!そう思っても
身体の熱は上がっていくし、足の力が抜けていくし。半開きの口からは自分の声とは思えない程の甘い声が漏れていた。



ベットに腰をかけると人差し指で下着のクロッチ部分を引っ張り横にずらした。
秘部が外気にさらされヒヤリとした。

薬指で秘部をなぞると滑りとともにワレメに指が入っていく。


中が熱い。


初めての行為。
こんなことしたことなかった。
知識としてはあっても自分でやるとは思ってなかった。



なにかが入ってる気がするけど違和感だけ。


「はっはっはっ……」


ここじゃない…

薬指を抜くと私は上についてる秘豆を人差し指の爪で弾いてみた。


「ひゃっん!!?」

ビリビリビリ足の指先から脳天にかけて駆け抜ける痺れ。
なにこれ?!

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