• テキストサイズ

「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes

第1章 丸井VS田仁志、ソーキそば大食い対決!!



 木手「いましたよ、平古場くんと」


 丸井「いまいち覚えがないんだが……」


 木手「あなたが覚えていないのは、私たちの髪型が今と当時と、ちがっていたからでしょう。平古場くんも髪は元々、黒髪でしたからね」



 丸井「あっ、そっか!じゃあ、あのときの!」
 丸井はやっと、中2のときの木手たちのことを思い出したようです。



 木手「思い出していただけましたか」



 丸井「まったく、髪型が変わっていたから、思い出すのに時間が掛かっちまったろい。悪かった、木手くんのことをなかなか思い出せなくて。ここに今いないけど、平古場くんもな」



 木手「どうやら、私たちは不思議な縁があるらしいですね」



 丸井「へへっ、そうだな」



 2人は練習を始める前、しばらくはそのことについて語り合っていたのでした。



 あれは1年前の9月のことです。



 丸井たちがいる立海中は、沖縄へ修学旅行に来ていました。



 沖縄到着後、風紀を取り締まる真田の怒鳴り声に、それをなだめる幸村がまず、印象的な丸井です。



 丸井はクラスで仲の良い友だちは多かったものの、中2の当時、テニス部員全員とクラスがばらばらで、自由行動もほぼ単独になりがちでした。
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp