【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...
第58章 訓練始めます!
【剣の習得班】 Side.Thatch
「さ、さ、やっちゃうよー!!」
ぐるっと身体を回転させて、後ろを振り向くと思っているよりは人数がいた。500人くらいだと思ってたんだけどな〜。
「ふッ、それほどまでに剣技を極めたいとはな。」
「腕がなるよね〜」
「じゃ、剣はとりあえず置いといてー!」
「「「は???」」」
「そもそも君たちさー、体力が足りないんだよ?」
「剣技とは全ての筋肉を満遍なく使えてこそだ。」
「ということで、君たちにはこれ!」
そこで俺たちが準備したのは石を切り出した重り。お手製よ?
「な、なんですかこれ」
「石の重り。これを使って腕立て500回、ランニングをそうだな〜、この浜辺の端から端まで、それが終わったらこの竹刀で素振りを5000回。はい、やるぞ!」
「ちゃっちゃっとしてねー」
渋々縄で石を取り付ける。
「重ッ!!何キロあるんですか!!」
「えっと、何キロだっけ?」
「20キロだ。アンに手伝ってもらい、全員同じ重さにしている。」
「水の刃ってのは便利だよね〜」
「じゃ、はじめっぞ!!」
「「「はい!!!」」」
これからだよね〜楽しみはさ。
【銃撃習得班】Side.Izou
「いいか、俺が指導するっつうことは銃に対して粗相を働いたやつは脳天打ち抜くからな覚悟しとけ」
200人ほどいるこいつらは一人一人が自慢の銃を持っている。
「ここは、ひたすら撃つ…それだけだ。」
「いひ、分からないやつは銃を持つ資格なんてないからな」
「的は準備したから、1人1つ、距離は100m、200m、3kmをクリアできたらやめていいぞ?」
「「「いや、無理でしょッ!!!」」」
「あ、言っとくけど。口答えしたやつは、海の藻屑になるからな?」
ニヤリと笑うと気持ち、隊員たちが顔を青くしていた。いいねェ、その顔、いじめがいがあるってもんだよ。
【その他特殊武器習得班】Side.Rakuyou
「そんじゃ、ま、始まるけどー、的はねェから取り敢えず手合わせしてくからなー。そんでー、筋トレと、まぁ、アンに言われていることは取り敢えずするからなー」
俺がそんな真面目にしかできるわけないだろ?
「「はい!!!」」
「あ、あと…逃げた人は海を50km泳いでもらいますから…ってアンが言ってたからな〜。」
「「「ひぃぃ!!」」」