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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第14章 桐皇学園高校戦:第1クォーター




おまけに性格もうるさいさつきと違って大人しく、人の話はきちんと聞いてくれる

青峰のちょっかいも怒ってはいるがいつも本気ではなかった

いつも窓際で無防備に本を読んでいるので、青峰はついからかいたくなってしまうのだった





そんな青峰にクラスの全員がため息をついていた

《好きな子ほどいじめたくなる》の典型的な例だっが、その気持ちに青峰も梓弓も全く気がついていない

小学生のような2人を暖かく見守ろうと、クラス全員が誓い合っていた



クラスメイトが自分達のことをそんなふうに見ているとも知らず、今日も青峰は梓弓に怒られていた







昼休み、青峰は屋上で恒例の昼寝をしていた

気持ちよく寝ていたところ、ガチャッと扉が開き男子生徒が1人屋上に現れた

(あれは・・・たしかサッカー部キャプテンの井上だったか?こんな所でデートか?)

青峰は扉の上にいるので井上からは見えず、《めんどくせぇ》と思いながら昼寝を再開しようとした時、もう一度扉が開いた



???『あの・・・』

今度は彼女のようだ

イチャイチャ始める前に寝てしまおうと思ったが、女子生徒の声に聞き覚えがあった







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