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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第2章 海常高校戦 : 第1クォーター




笠松「あぁ、いや、別に気にしてない」

笠松が素っ気なく答えたので真弓子はまたシュンッと俯いてしまった



黄瀬「真弓子ちゃん、笠松先輩は本当にもう気にしてないっすよ。先輩が素っ気ないのは今に始まったことじゃないっすよ。《失敗は成功のもと》とも言うしね」

笠松が女の子に気のきいたセリフを言えるはずもなく困って黄瀬を見ると、黄瀬は《了解》とばかりに助け舟を出した



笠松「最後の一言は余計だ、バカタレ!!」

笠松の容赦ない突っ込みと鉄拳が黄瀬を襲った

黄瀬「痛いっす、先輩・・・せっかく先輩のフォローしたのにひどいっす」

2人が言い合いを始めたが、いつものことなので小堀はたちは無視をして真弓子に話しかけた





小堀「ところで、こんなところで何してるの?友達と待ち合わせ?それともデート?」

何気ない小堀の一言に笠松と言い合いをしていた黄瀬が焦って話に割り込んできた



黄瀬「デートってなんっすか!!相手は誰!!俺の知ってる人っすか!!」

機関銃のように質問された真弓子は返事をする暇もなかった

笠松「落ち着け!!うるさいから少し黙っとけ!!」

再度笠松から鉄拳が飛んできて、黄瀬は頭を抱えたまま黙りこんだ






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