第4章 海常高校戦:ハーフタイム
笠松「男はすけべな生き物だ。だから、気をつけろって言っただろ?」
あっさりと開き直られた真弓子は笠松に何も言い返せなかった
黄瀬(お~パチパチパチ・・・先輩何気に格好いいっス)
青峰(こいつ、天然のたらしか?)
黄瀬と青峰は笠松の潔さに呆気にとられた
笠松「今度から、もう少し厚めのパーカーにしとけよ」
優しく注意をした笠松の顔は微かに赤くなっていたが、強い日射しのせいで真弓子たちにはわからなかった
真弓子『///はい・・・』
俯いたまま上目遣いに笠松を見下ろし、真弓子ははにかみながら頷いた
青峰(なんだ?真弓子のやつ、やけに素直だな?)
黄瀬(うわっうわっ、真弓子ちゃんめちゃくちゃ可愛いっす。その視線俺にも欲しいっす)
素直に頷いた真弓子を青峰は不思議に思い、黄瀬のテンションは上がっていた
笠松はそれ以上何も言わず(言えず)ボートをつかんで海岸へと泳いだ