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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第27章 洛山高校戦:第2クォーター




夢芽(今日はラッキーしちゃったな。デートは出来なかったけど、赤司くんのバスケ見れたし)
 
先輩の絶賛に夢芽も嬉しくなっていた

夢芽は鼻歌を歌いだしそうなほど顔を綻ばせていた



黒子(あーあ・・・顔がにやけまくってますよ、夢芽さん)

ベンチに帰っていた黒子は夢芽の様子に苦笑いを浮かべていたが、赤司だけを見ていた夢芽は黒子の視線に全く気がつかなかった







赤司「今日はありがとうございました」

試合が終わり赤司は海常高校の監督とキャプテンにお礼を言うと誠凛高校のベンチへとやってきた

あのキセキの世代のキャプテンに丁寧に頭を下げられ、リコたちはアタフタとおろたえてしまった



日向(中学時代は刃物のように尖っていて恐ろしかったが・・・やっぱ、高校になると変わるのか)

黒子「あの赤司くんがお礼を言うなんて珍しいですね。やっぱり彼女が出来ると優しくなるんですね」

うんうんと感心しながら黒子はわざとらしく夢芽の顔を見ていた





日向「えっ?お前の彼氏なのか?」

日向に指摘され夢芽は真っ赤になって俯いてしまった

赤司「黒子・・・お前余計なこと言わなくていいだろ」

赤司はため息をつきながら黒子を睨んだ

黒子「そうですか?すみません」

黒子は謝っていたが全く悪びったようすはなく、むしろ面白そうに赤司を見ていた



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