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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第18章 桐皇学園高校戦:第4クォーター




梓弓『でね、後でケーキを一緒に食べにいくの』

梓弓は楽しそうにこの後の予定をさつきに話していた



《今吉と仲良くケーキを食べる》



その一言にカチンときた青峰は梓弓に聞こえるようにわざと大きな声で今吉に話しかけた

青峰「俺にはさつきがいるから別に羨ましくなんかありません」

梓弓『青峰くんとさつきちゃん?』

青峰の発言に梓弓の声は微かに震えていた



青峰「ああ、今日はさつきとデート。いいだろう」

さつきの肩に手を回した青峰に、梓弓は動揺しバッと視線をそらした

梓弓『そ、そう・・・仲いいもんね。すみませんキャプテン、急用を思い出したんで帰らせてください』

梓弓は早口でそれだけ伝えると青峰の前から走って逃げてしまった



青峰「なんだ?あいつ」

梓弓の気持ちに気が付かない青峰は呆然としていた



さつき「大ちゃん!!梓弓になんてこと言うのよ。泣いてたじゃない」

今吉「そうや、俺は嬢ちゃんに部の買い物を頼んだだけや。なにが《さつきとデート》だ。はよう追いかけて謝ってこんかい!!」

2人とも物凄い剣幕だ



青峰「はっ?何で俺が梓弓に謝んないといけないんだよ?」

2人の剣幕に訳がわからないと首を傾けた






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