第37章 貴方の上で何度も(●)
『リサ、こっちに来い・・・』
リヴァイはベッドの薄いピンク色のシーツの上に寝転がり、手のひらを上にしてクイックイッとリサを呼ぶ。
『わ、私シャワー浴びたいです!!』
リサは正直キーランドに触られてからは早くシャワーを浴びてあの感覚を流してしまいたかった。少しでも綺麗にしてからリヴァイに触れたい。
『俺自ら綺麗にしてやる。心配しなくても、お前を汚いなんて思わねぇから』
リサの心を見抜くようにリヴァイは優しく諭す。リサはリヴァイさんは、そういう人よね・・・と心がほわっとした優しさで包まれる。
差し出された手にリサは指をそっと置くと、ぐいっと引っ張られリヴァイの上に乗る形で体重をかけて倒れる。
『すみません!!お、重いですよねっっ』
『なんともねぇ。下りようとするな・・・』
腰に手を回しリサを固定する。
いつも見下ろしているリヴァイが今はリサを見上げている。前髪の隙間から見える丸い額。リサは額に軽くキスをする。
リヴァイはもう少しリサが下りようと駄々こねるかと思いきや、自分の額にキスをし、リサを見れば顔を赤くしていて愛しい気持ちが溢れる。
『せ、せっかく上にいるんですし・・・先手です』
『あぁ・・・悪くねぇよ。そのまま続けろ』
リヴァイはそっと先の細い舌を出しリサを誘う。
『ん・・・・・・』
小さな唇を近づけて口を軽く開けてリヴァイの舌を口内におさめる。リサの口の中でリヴァイの舌を舐め、上下に動かす。
『ふぅ・・んっ・・・』
唾が混ざり合い、飲み込めなかった分はリヴァイの口から頬を伝って垂れる。
『・・・やらしいキスをしやがるな・・・』
『リヴァイさんの舌がやらしいんですっ』
リサはリヴァイの頬に伝っている唾を舐めとると、そのままリヴァイの首に顔を埋める。
いつもの石鹸の香りと仕事のあとの汗の香りが混ざり合い、男らしく官能的になっていた。
クチッ・・・・・・
『やっ・・・・・・!!』
『もう、こんなに濡らしてんのかよ』
リヴァイはリサのボトムスに手を入れ、尻から秘部に触れると粘着質な音を立てた。