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教えて、先生

第3章 3日目


ロー「すまん、遅れた」


『いえ、いつもより早く来すぎた私がいけないんです。』


伏し目がちな夕凪にローは近づくと頬に手を当て自分の方に視線を向けさせた


ロー「どうした?何かあったか?サボにでも何か言われたか?」


『いえ、違うんです、いや・・・』


ロー「言ってみろ」


『今日、なぜだか胸のあたりが痛いんです。何かの病気だったりするんですかね?』


ロー「どんな痛みだ」


『ムカムカといいますか、チクチクといいますか・・』


ロー「それはどんな時に症状が出たりしたか?」


『今日一日ずっとそうでした、あれ?でも先生といると落ち着きました、なんでだろう・・・』


首を傾ける夕凪にローは思わず抱きしめてしまった


『先生!?///』


ロー「いずれ教えてやるよ、その原因・・その前に今日は昨日の続きだ」


『また耳ですか?』


ロー「今日はその下にいく」


『下?』


ロー「胸だ」


『ええ!?胸ですか!?』


ロー「ああ、愛撫だからな」


『・・・あの、先生は大きい人が好きなんですか?』


ロー「何故だ」


『いや・・・ちょっと気になって』


ロー「そういえば昨日もそんな事言ってたな、別に俺は気にはしてねぇ、大きかろうが小さかろうがそいつの事を想っている気持ちがあれば何でもいいだろ」


『相手を想う気持ち・・』


ローは夕凪を抱き上げるとベットに横倒した

不安そうな夕凪の顔を優しくなでるとにっこりと笑った


ロー「ッ・・・」


思わずそっぽを向くローに夕凪は不思議そうに見つめていた

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