• テキストサイズ

【HQ】裏切られたってしぶとく生き抜いてやる。

第8章 私は独りじゃない



「…白井」
「っ!?」

周りの音がすうっと消えていく。
聞きなれた声。
心臓がばくばくと痛いくらいに激しく稼働する。

「なんですか?私、急いでるんですけど?」
「…」

黙り込む大地さん。

「それともなんですか?部を乱したことに対して制裁を加えに?」

あぁ、そうじゃ無いんだ。

私はきちんと大地さんと話がしたいんだ。

ずっと信頼していた、
ずっと頼りにしていた。

向こうから話しかけてくるなんて奇跡なのに…

「本当にお前はやったのか?」
「って言ってもしんじてくれないんでしょう?」

大地さんの言葉に被せるように言う。

どうせ、どうせ信じて貰えない。

大地さんが違うとかなんとか言ってるけど。

「あんな簡単に騙されるような人間の言葉、そうやすやすと信じませんから。さようなら。」


泣きそうだ。

校門を出て、裏通りに入る。

今日はいけない。
そう仁花にメールをすると、急いでダイヤルをプッシュする。

「もしもし?




























にろくん?」
/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp