第7章 辛いけど、折れない。
もはや悪口は日常茶飯事。
私が放課後とっとと教室を出てそこらへんで時間を潰すのも日常茶飯事。
でも、今日は学校が終わったら即家に帰った。
制服のブレザー、いつもは皺になるとか考えて部屋のハンガーに掛けるけど、今日はそんな事しているヒマは無い。
いそいで廊下に服を投げ出すと、影山君のトスの2~3倍はあるであろう速さで風呂に入る。
そして、出たら冷食をレンジで解凍。
これまた速攻以上の速さで食べると、マイベッドにイン。
なぜこんなに急いで宿題以下やるべき事を終わらせるのか。
答えは昨日の谷地さんとの会話だ。
でも。
9時を過ぎても電話は来ない。
当たり前だ。
でもどこかで期待していた。
「馬鹿みたい。私、何期待してんだろ。」
ぼそっと呟く。
と、そのとき。
ピロリン、ピロリン、ピロリン…
電話がなる。