第4章 ゆったり過ごす有休
[だって花街に行く男の人は大体女性目当てじゃないですか]
白「違うよ!今日はお香ちゃんに薬を配達に行ってきたんだ」
[お香さんですか?]
白「そう、よく冷え性の薬を買いに来るんだけど最近仕事が忙しいみたいで、だから配達を頼まれたんだ」
桃「確かに今日は早かったですね」
白「でしょ!?」
・
今日は・・・ですか。
何か想像してた白澤さんとは随分違いますね・・・。もっとこう、おしとやかというか・・・。
白「ん?椿ちゃん?」
白澤さんは不思議そうに顔を覗いてきた。
[い、いえっ何も・・・//]
「近いです!」なんて言えるハズもなく、思わず赤くなってしまいました。
白「どうしたの?顔、赤いよ?」
[べ、別に赤くなんかないですっ///]
白「本当?(ニヤニヤ」
[本当ですよ!]
桃「・・・・・(確信犯だ、コイツ)」