第16章 眠れない夜はあなたのぬくもりを*R15
神楽の隣で寝ていた未来もいい加減目を覚まし、眠い目を擦りながら話しかける
「あ…未来、起こしちまったか、わりィ。神楽がよォ、変なラジオを聞くからちょっと寝れなくなってよ…」
「ふふふ。じゃあ一緒に寝れば怖くないよ?」
「なに言ってんだよ、別に怖くなんか…」
「はい、どうぞ」
そう言いながら、寝ぼけている未来は自分の掛け布団をめくり、銀時の手を引き布団に誘い入れる
「あ、おい…」
「ふふ…。よしよし」
お互い向き合う体勢になり、銀時の首の隙間に未来は腕を通し腕枕のような形になり、反対の手で頭を撫でる
未来の匂い、体温、鼓動、息遣い
さっきまで感じていた恐怖がすっかり消えてしまった
未来の細い腰に腕を回し、そっと抱き寄せる
「そうだな。やっと寝れそうだ」
銀時は静かに目を閉じた