第16章 眠れない夜はあなたのぬくもりを*R15
「…ん。…ん?…神楽ちゃん?…どうしたの?」
「目が冴えて全然寝れないアルよ。未来の寝てるその布団寝やすそうだから、ワタシの布団と交換して欲しいアル」
「…んん、いいよお…」
「…ったく、バカやろう。どの布団も同じだろうが」
バシッと神楽の頭をはたきながらも、銀時は神楽の布団を押し入れから持ってきて、未来の寝ていた布団の隣に敷いた
「わりィなァ、未来。寝てたのに…」
「ううん…大丈夫だよお」
寝ぼけているんだろう
のろのろと這いながら移動する未来を見届けて、銀時はもう一度ソファーへ戻る
「早く寝ろよォ、神楽ァ」