第16章 眠れない夜はあなたのぬくもりを*R15
銀時の右掌が、服越しに未来の身体のラインを上下にゆっくり撫でていく
胸元で手が止まり、銀時の大きな掌と長い指先がやわやわと揉みしだき、左腕で自身の体を支えるように未来の顔の横に肘をついた
「んふ…っ、ふ…っ」
熱のこもる舌が絡み合い、夢中でその熱を求め合う
銀時の唇で口を塞がれているせいで、鼻から吐息が漏れ、しがみついている未来の手にも力が入る
直接触られていないのに、胸の突起が主張するように固くなってきた
それに気づいた銀時は、親指の腹で集中的に突起を転がしだす
ビクンッビクンッ…と身体を震わす未来の反応を見ながら、どうされると良いのか未来の様子を窺う
「んァ……っ」
絡みつく舌と指先から与えられる刺激に、未来はたまらなくなり、吐息の混ざる呼吸が荒くなってきた
銀時が唇を名残惜しそうに離すと、未来の耳元に唇を寄せた
「未来…」
すると、しがみついていた未来の手が緩み、パタリと布団に転がった
それに気づいた銀時は未来の顔を覗くと…