第16章 眠れない夜はあなたのぬくもりを*R15
銀時は静かに…
「ってェ…こんなの余計寝れねェよォォ‼︎」
(小声)
「もう何度目なんだよ、この状況。惚れた女と同じ布団に入って何事もなく朝を迎えるとかもう無理だろ、無理あんだろうがよォ。いや分かってるよ、銀さんだって大人だから神楽が隣で寝てんのに、いやらしいこと出来ねェことくらい分かってるよ?でもよォ…」
(小声)
小声だが繰り返される銀時の呟きは、真に迫るものがあった
「大人だから我慢の限界ってもんがあんだろう…ごふっ……っ⁉︎」
「銀ちゃんっ!しーっ」
小声でぶつぶつ言っていた銀時の口を掌で覆い、静かにさせたのは、隣で眠っていたはずの未来だった
「なにぶつぶつ言ってるの…、神楽ちゃんが起きちゃうよ…」
「わ、わりィ…」
「あ、私こそ…ごめんね…。寝ぼけてたとはいえ、同じ布団で…その、一緒に寝るのはもう良くないよね…」
完全に銀時のひとりごとを未来に聞かれてしまっていた