第2章 .漂う手紙の終着点
.
窓辺から眩しい太陽の光が覗き、部屋の中を照らす。
『ンン...』
彼女が寝ているベットにも必然的に光が当たるようで、あまりの眩しさに目を覚ました。
当たり前だろう、昨晩部屋に入ってそうそうベットにダイブして寝たのだからカーテンレースすらしてない窓からは太陽の光が直接当たるわけで
『まぶい...まぶすぎるっての!』
いつもならクムユ姉さんの作る朝ごはんの匂いで起きる七都だが、現在は白ひげ海賊団に身を置かせてもらっていたことを思い出した。
『...迷惑かけてちゃ、帰ってからクムユ姉さんに叱られちゃうっての』
自分に言い聞かせるようにして、身体にムチを打ち起き上がる。
部屋にはシャワーが付いているようなので折角だからシャワーを浴びることにした。
服装の変えは持ち合わせていないため一応今の服をそのまま着とくつもりだが、後でナース誰かに借りようと言う考えに至った。
確かララさんとは同じくらいの背丈だったからきっと何とかなるだろう...と思う←
服を脱ぎシャワーを浴びる。
鏡にうつる自分を見て前にもこうやって見てたなと思った。
『...お腹減った』
現在の時刻は分からないが、お腹が空いたことから7時近い時間帯だと言うことが想定された。
右肩に手を置き銃弾の傷がある場所を優しく撫でる。
元の世界にいた時は無かった傷跡だが、この世界で作った傷なのだから跡があっても当然かと思った。
『痛かったなぁ、二度とこんな目にあいたくないっての!』
蛇口を捻りシャワーを止めてその場を後にした。
.