第3章 .届かない想い
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時は数ヶ月前に遡る...
アレン「はぁあ?声が聞こえただと?誰の?」
クムユ「私の姉さんの声が、よ」
私の姉さんという言葉を聞いてアレンはまた頭上にハテナを浮かべた
そして下を向いてため息を着いてこちらを向いた
アレン「はぁ...
そりゃお前の能力のせいじゃねェのかァ??」
能力、そう実は私も悪魔の実を食べた能力者であった
その名も超人系___ソラソラの実
名前だけ聞けば可愛らしい「空」なんて字を浮かべるのかもしれないが
私の食べた実の場合は「虚」という字を使うのが正しい
その実を食べた者は虚構人間きょこうにんげんになってしまう
虚構とは、
実際にないものを作り上げたこと。
事実ではないことを事実らしく作り上げること。
要するに幻を見せれてしまうような少し恐ろしい人間になってしまうのだ
だからアレンはこの力のせいで幻の声が聞こえ、聞き間違えたんじゃないのかと予想したのだろう
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